数百万人が飲むアメリカの水道水に安全と言えないレベルの化学物質が含まれていることがわかってきた。
含まれていたのは有機フッ素化合物のPFAS類。高コレステロール、肥満、ホルモンの抑制、ガンとも関係がある化学物質だ。
PFAS類は60年ほど前から使われ始め、自然界での劣化が遅いこともあり、有用な化学物質として活用されてきた。ピザの箱、ポップコーン袋などの包装材、布、調理器具、消火器の素材などとして使われてきた。
多くの場で使われたためにその成分が空気や、ハウスダスト、食品、土壌、大地や地表にある水などに漏れ出し、たまたま水道水を汚染する結果となってしまった。 |