波平が元々本籍を置いていた福岡まで請求をかけるなど、時間はかかりましたが、
戸籍を集めて調べた結果、波平の相続人は、妻フネと長女サザエ、長男カツオ、二女ワカメの4名であることが確定しました。

サザエ、ワカメはそれぞれ持ち家があったため、自宅はフネが相続することで三人は一致しました。
残るは、カツオです。
カツオは音信不通でしたが、戸籍の調査から住所地が判明し何とか連絡をとることができ、
フネはカツオと20年ぶりに会うことができました。
家出した当時やんちゃだったカツオは、今では一家の主となり、
新たな家族と暮らしていました。
ただ、後ろめたい思いから実家への連絡はどうしてもできなかった、
親の死に目に会えなかったことをとても悔やみましたが、
波平のお墓へ手を合わせ、今までのことを謝ったカツオも、
自宅をフネが相続することに賛成。
快く判子を押してくれました。
※遺産分割協議で法定相続分通りに遺産分けをしなければならない決まりはありません。
その他必要な書類をそろえて司法書士に登記を依頼し、
やっと、家と土地の登記簿上所有者が波平からフネへと変更されました。
ようやくこれで自宅を売却できると思ったフネ。
自宅は世田谷の北東角地で立地もよく、買手はすぐに見つかりそうです。
ところがまたしても花沢さんから・・・
「フネさん、まだやることがあります。フネさんの家は、測量が必要です」
つづく。